台湾 桃園国際空港は、台湾のもっとも大きな空港です。
トランジット空港としてもよく使うのですが、乗り換え便が次の日になるとき、ホテルに泊まるか、空港に滞在するかで、少し迷ってしまいました。
本ページでは、桃園国際空港で寝泊まりすることで、ホテル代を浮かしたいとお考えの方に向けて、おすすめのスポットなどを紹介します。実際に一晩過ごしてみて、いくつか休息できる場所を試してみました。
ぜひ参考にしてみてください。
なぜホテルでなく、空港に滞在するのか
昔、中国を経由したときに、どうせ翌朝の便で出国するのだからと、安宿で済ませようとしたのですが、これが失敗でした。
- シャトルバスがある→無かった
- 乗り合いバスしかなくて、どこで降りたらいいか分からない
- 安宿のホテルマンは、英語が話せない
- 翌朝の空港行きバスが来なかった
と、散々な結果だったわけです。
もちろん、ホテルのベッドで寝るのが、もっともリフレッシュできるわけですが、空港近くのホテルは、一泊あたりの料金が割高です。また、早朝便で帰るとなると、ホテルで休む時間もあまりありませんし、慣れない土地での移動は、逆にストレスになってしまいます。
つまり、トランジットのために一泊するなら、以下のホテルをセレクトするのがもっとも快適なわけです。
- 空港内のホテル
- 空港から多少離れても、送迎が付いているもの
で、これらのホテルはとても高価です。
航空券のチケット安く手に入れるために、あえてトランジットチケットを買ったのに、これでは本末転倒です。
というわけで、僕の場合だと、翌朝10時までの便で飛ぶのなら、空港内での一泊をすることが多いんですね。
桃園国際空港 ターミナル2で一泊する
いくつか休息ポイントがあるので、ご紹介していきます。
あなたに合うところを見つけてみてください。
C1〜C10、D1〜D10は搭乗ゲート。けっこう広いですし、ゲート間にはたくさんのお店が点在しているので、そこそこ遊べる空港です。
リクライニングソファで寝る
「Dエリア」に入る直前、エスカレーターエリアにあります。
実際の寝心地ですが、(個人的には)あまり良く感じませんでした。
というのも、フルフラットではなく、膝が少し起き上がるデザインの椅子ですから、長い時間寝るには適していないと思うんですよね。使う人の身長によっても、合う・合わないがあると思います。
で、僕は合わなかったです。疲れていたはずですが、なんども目が覚めてしまいました。
また、たくさん人が使っているためか、クッションもへたっています。3シートほど座り比べてみたのですが、中にはちょっと痛みを感じるものがありました(クッションが薄くなっていて、長い間座っていられない)。いくつか座ってみて、フィットするものをセレクトしてみてください。
ちなみに、シートを外すこともできるようです。
こうやって、フルフラットで寝ている方もいました。流石にこの勇気はなかった。
13シートあるため、どれかは空いているでしょう。僕は22時くらいに確保しましたが、3シートほど余裕がありました。ゴールデンウィーク中でもこんなかんじでしたから、焦って取らなくても大丈夫だと思います。
クーラーが効いていて、夜は寒いので、ブランケットを持参した方がよいかもしれません。僕はどちらかというと冷えに弱い方で、寒気を感じて4時に起きてしまいました。ちなみに、起きた時点で、8シートほど空いていました。
USBとコンセントのアダプタも目の前にあるので、充電スポットとしても優秀です。(盗難は無いとは言えませんから、十分にご注意ください。)
長椅子で寝る
個人的にはこっちの方が寝やすかったです。
このタイプの長椅子はゲート間にありますから、100mほど歩けばいくらでも見つかります。ほとんど使われていませんから、余裕で確保できるでしょう。
フルフラットですから、体とシートの間に隙間が生まれません(あまり寒くならない)。僕の場合はこちらの方が落ち着くので、ぐっすりと眠ることができました。
あとがき
トランスファーで使うときは、あんまりお金を使いたくないですよね。
台湾のは、かなり快適に眠ることができると思います。