西表島の端っこ。船浮の魅力を紹介します

西表島。
沖縄県 八重山諸島の中で比較的行きやすく、
本州では味わえないネイチャーが残る楽園です。

その端にある小さな集落が、船浮。
2泊してきましたので、その魅力をご紹介します。

船浮への行き方

石垣島フェリー乗り場から、西表島に渡ります。
フェリーチケットは当日のみの販売。
朝は10人以上並ぶことがあるため、30分前にはチケットを買うつもりで行きましょう。

このフェリー会社が無料バスを出しています。
チケット購入時にバスチケットをもらいましょう。

1時間ほどで西表島に到着します。
到着すると、バスが待っていますのでチケットを渡して乗り込みます。
行き先として、白浜(シラハマ)を伝えましょう。

西表島、道路で行ける西側の端っこです。
30分ほどで終点の白浜に到着します。

白浜から船浮は定期船でしかたどり着けません。
乗船時間は10分程度ですが、船は頻繁に出ていないのため、
事前に予定を立てましょう。

ちなみに、船浮に宿泊する場合は、
宿の主人にお願いすることで送迎サービスがあります。
500円かかりますが、定期船と価格は変わりません。

白浜には休憩所と売店があります。
船浮では多くの飲食物が売っていないため、こちらで購入しておきましょう。

船浮に宿泊する

船浮には宿が3つだけ。
中でも5組以上泊まれるのは、2つだけです。

  • 船浮荘
  • かまどま荘

西表島の上原港近くの宿は大変取りにくいです。
ハイシーズンであれば、連泊は難しい。
一方、船浮はアクセスが大変なため、そこそこ空きがあるのが嬉しいところ。
ぜひ、2泊はしてほしいです。

いずれの宿も朝食、夕食付き。
6,000円程度です。

今回お世話になったのは、かまどま荘。
海に面した民宿です。

船浮での過ごし方

歩いて回るだけなら、1時間で終わってしまうほど小さな集落です。

イダの浜 シュノーケリング

僕のオススメはイダの浜。

観光船も来ていますが、早朝や4時以降はプライベートビーチです。
勇気があれば裸で泳げます。

GR030138

集落から1本道を10分ほど歩くと到着します。
波照間のニシ浜より、かなり広いビーチ。
透明度もバツグンで、シュノーケリングに最適です。
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ちなみに、売店もトイレもありません。
船着場で買い出しとトイレを済ませておきましょう。

僕はシュノーケリングが大好きですから毎日潜っていました。

船浮でのツアー

船浮荘、かまどま荘ともにツアーをやっています。
かまどま荘は、シュノーケリングツアー。

船浮から更に西側のエリアは開発禁止区域になっていて、自然のまま残っています。
網取などのエリアにシュノーケリングをしに船を出してくれます。
いわゆる、上原港でのツアーではここまで来てくれません。
船浮でしか体験できないツアーなんですね。

散歩

特徴的なのは防空壕。
DSC04196

夏でも涼しいです。
ちなみに抜けると海が広がっているだけ。
“崩落の危険性あり”のカンバンがあるため、注意してください。

洞窟内にはコウモリやカニなどがいます。
DSC04219

散歩は1時間で終わります。
それほど小さい集落です。
DSC04270 DSC04269

宿でのんびりする

かまどま荘の目の前は海です。
椅子に座ってボーッとする時間も貴重な体験です。

DSC04252

シーツのはためきに感動したり。

GR030124

素敵なテラス?で海を眺めるも良し。DSC04244

寝転がると、こんな風景が広がります。DSC04246

目の前の海も泳げます。
透明度の点でイダの浜に劣りますが、魚もサンゴもいます。

スコールもありますが、虹もキレイにかかりました。GR030160

かまどま荘のご子息は小学生で、釣りや投網漁が大好き。

夕方5時からは、彼の趣味に付き合って遊びます。
投網漁はなかなか体験できない遊びですから、きっと楽しめるはずです。

夜の散歩

宿のある港は夜も街灯があります。

釣りをする人や、散歩をでかける人。
思い思いの夜を過ごします。

僕は、宿仲間とイダの浜への散歩へ。
今回は途中でヤシガニを捕まえました。
GR030120

イダの浜への道は、街灯が一切ありません。
足元に気をつけるため、ペンライトを持参しましょう。

イダの浜も夜中は街灯が一切なし。
灯台が定期的に光る程度です。
そのため、とても美しい星空を眺めることができます。

僕は1時間ほど星を撮っていましたが、誰一人として来ませんでした。
星の写真を取るには最適です。 DSC04297 DSC04300

ゴハンを楽しむ

かまどま荘は、とても美味しいゴハンを食べさせてくれます。

夕食は7時前後。
みんなで顔を合わせて食べます。
一人旅の方も多く、とても楽しめるはず。
僕はお酒を飲みませんが、そういったお客さんも多いため、心配不要です。

毎朝、女将さんがパンを焼いてくれます。
船浮パンとして有名なようですが、朝食で多くが食べられてしまいます。
そのため、店頭に並ぶのは数個。
朝10時には売り切れてしまいます。
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ゴハンがとても美味しいですし、女将さんはとても優しく面白い方です。
僕は次回もかまどま荘に泊まります。

おまけ。金沢から石垣島に安く行く方法

ピーチのようなLCCがない場合、ANAやJALを使うしかないわけです。

オススメはJALのダイナミックパッケージ。

特徴は

  • 乗継便も含めて航空チケットを手配できる
  • 宿の宿泊数を1泊〜数泊で選ぶことができる
  • 1ヶ月前までキャンセル無料

金沢(北陸)から石垣島への直行便はありません。
そのため、経由便で向かう必要があります。

小松-羽田-石垣
などですね。

で、これをチケットのみで手配するととんでもない金額になります。
夏休みなどは10万を超えます。

ところが、ダイナミックパッケージでは7万円ほど。
なんと3万円ほど浮くわけです。

ポイントは、宿を1泊だけにするという点。
残りの宿泊は、楽天トラベルなどで安いところを抑えましょう。

まとめ

船浮は華やかなものは、何1つないです。
日々の喧騒に疲れた方にこそ、何もしない贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。

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